©️2021 Kムーブ/サクラプロジェクト
配給作品
【Point】
日本演劇史の金字塔、ついに映画化!戦争ほど悲惨で残酷なものはなか。
原水爆ば使うなよりも、戦争そのものばなくしたか。
戦争の爪痕が色濃く残る昭和32年の被爆後の長崎を舞台に、焼け落ちた浦上天主堂に残るマリア像を人知れず運び出そうとする鹿と忍の二人の女性を描いた人間ドラマ。
主題歌:さだまさし「祈り」(新自分風土記Ⅰ~望郷編~)
原作:田中千禾夫「マリアの首」(戯曲)
【スタッフ】
監督:松村克弥 / 脚本:渡辺善則、松村克弥、亀和夫
【キャスト】
高島礼子、黒谷友香、田辺誠一、金児憲史、村田雄浩、柄本明、美輪明宏(声の出演)他
1945年8月9日11時2分、広島に次ぐ二発目の原子力爆弾が長崎市に投下され、人口24万人のうち約7万4千人が一瞬にして命を奪われた。東洋一の大聖堂とうたわれた浦上天主堂も被曝し、外壁の一部を残して崩壊。それから12年の時が過ぎてー、浦上天主堂跡から被曝したマリア像を盗み出す一味の姿があった。首謀者はカトリック信徒のふたりの女。彼女たちは、なぜマリア像を盗み出さねばならないのか…?!