カーリングの神様
2024年秋、 新宿ピカデリー他全国公開

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カーリングの神様
2024年秋、 新宿ピカデリー他全国公開

映画監督・本木克英が、人生の岐路で彷徨い悩む少女たちがカーリングを通して未来に踏み出す姿を描いたオリジナル脚本による劇場用映画、『カーリングの神様』が長野県北佐久郡御代田町でクランクイン!

チームのエースとなる“スキップ”のポジションを担う主演には『ポプラの秋』以来の映画主演となる本田望結。
本田と高校生カーリングチームを結成するのは“リード”の泉智奈津、“セカンド”の白倉碧空、そしてバイススキップとも呼ばれる“サード”を長澤 樹が務めます。
撮影が行わる御代田町には、カーリングがブームとなる10年以上前に専用の施設である「カーリングホールみよた」がオープンしました。ここは本州で最も歴史の長いカーリング専用施設であると同時に、日本で唯一民間運営されている施設でもあります。1998年の長野オリンピックから正式種目となったカーリング。その聖地とも言える長野の地で『カーリングの神様』の撮影がスタートしました。



2006年のトリノ五輪で一気に爆発したカーリング人気。
しかし、練習場の少なさなどもあり、日本カーリング協会に登録の競技人口は2500名程度に現在もとどまっています。
そのことは競技の基盤となる施設の運営や維持に大きな影を落とします。そして、「氷上のチェス」と言われ、知力、体力、そしてチームワークが求められるカーリングに賭ける女子高校生たちを描く『カーリングの神様』の物語はこんな風に始まります――。

風光明媚な小さな町、長野県御代田町。経営難の民間のカーリング場を残したいという強い想いを抱える女子高校生たちがその再建に立ち上がります。
最初はチームを作ることすらままならなかった彼女たちの情熱は、やがて周囲の大人たちも巻き込んでいきます。
そして彼女たちは目標を見出します。御代田町で行われることになったカーリングの国際大会のエキシビジョン競技会への出場。果たしてかつてのチームメイトが所属する強豪チームを下して勝利を手にすることはできるのか…。



大きな壁にぶつかりながらも、子供の頃の純粋な気持ちを思い出すことで、再び夢に向かって奮闘する女子高校生たちを描く本作の監督は『超高速!参勤交代』(14)でブルーリボン賞作品賞、日本アカデミー賞優秀監督賞。
『空飛ぶタイヤ』(18)で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した本木克英。持ち前のストーリーテリングの才で、ウィンタースポーツという分野に挑みます。
そしてもう一つの話題がワールドカーリングツアー公認大会である「ニューイヤーカーリングIN御代田 2024」の開催に合わせての撮影となることです。リアルな国際大会を背景にした本作に注目ください。




【コメント】

■ 本田望結 コメント
「カーリングの神様」で主人公 清水香澄を演じさせていただく本田望結です。3歳からフィギュアスケートを習っており、カーリング選手とは同じリンクを使用して、練習を共にしてきました。この作品のお話をいただき、初めてフィギュアシューズではなく、カーリングシューズでリンクに入りました。氷に立った瞬間のあの怖さで、3歳の時父の手にしがみつきながら初めてリンクに入った時を思い出しました。カーリングと出会い、カーリングと共に成長する女の子たちを、是非劇場で観ていただきたいです。本木克英監督と谷本佳織さんのタッグ作品に携われるこの時間を噛み締めながら、皆様に素敵な作品をお届けできるよう、チーム一丸で挑みます!

■ 本木克英 コメント
この映画に関わるまでカーリングがこれほど奥深いスポーツであることや、長野県御代田町で盛んなことも知りませんでした。本田望結さんを始め、若く柔軟な出演者を通して、その魅力と真髄を観客の代表として伝えられたら嬉しいです。

【スタッフ】
監督:本木克英

【キャスト】
本田望結、泉智奈津、白倉碧空、長澤樹 他

【ストーリー】

御代田町には、本州でもっとも歴史が長く、日本で唯一民間運営されているカーリング専用施設「カーリングホールみよた」がある。本作は、閉鎖の危機が迫る御代田町のカーリング場を残そうと地元の女子高生が奮闘する青春物語。やがて彼女たちは、ライバルチームに移籍したかつての仲間と国際大会のエキシビション競技会への出場を懸けて戦うことになる。